久々の更新です。お待たせいたしました。
 
 太郎丸・次郎丸の分岐から高い場所には、主に砂岩からなる白岳層が分布します。砂岩の硬く厚
い部分は大きな段差や壁となることが多く、特に次郎丸山頂付近では数回出現し、登山道での障害
となっています。
 この地層は約5000万年前(新生代始新世)の熱帯の浅い海で堆積してできたものです。砂岩に
は時々、巻貝の化石が入っていることがあります。

次郎丸嶽登山道の巻貝化石(縮小475×406)
 姫浦層群の灰色の地層の次は、赤い堆積物からなる地層の「赤崎層」になります。
登山道では、赤色から赤紫色の泥からなる岩石の道を作ります。雨展示には岩石の表面が
滑りやすくなります。
 この地層は約5000万年前(新生代始新世)の熱帯の陸地で堆積してできたものです。
次の地層に変わる直前に、貝類化石を多く含むことがあり、登山道では、長寿の湧水付近
で崩れてきた石に巻貝の化石を見ることができます。この赤崎層は太郎丸・次郎丸の分岐
付近まで見ることができます。
赤崎層の登山道(縮小239×380) 巻貝化石の密集層(縮小351×380)(縮小315×341)
  赤崎層の露出する登山道        巻貝化石の密集する砂岩の転石

 13日に出前授業で天草郡苓北町志岐小学校六年生のみんなと「天草のお宝探検マップ」を
作りました。天草地域の化石レプリカ1つと7種類の岩石を貼り付けて、オリジナルの
岩石図鑑が完成します。岩石にとっても興味のある子供もいて、目をキラキラさせて
作っていました。
 16日には、おっぱい岩と小松海岸、富岡海水浴場で色々な岩石を見ました。
お宝マップ作り(縮小475×351)
  お宝マップを作っています
おっぱい岩観察(縮小475×303)
  おっぱい岩を間近で観察しました
 久しぶり記事をアップします。

 いよいよ秋になりました。野外で過ごしやすい時期です。
 先日、次郎丸・太郎丸嶽に登りました。登山道は登山口から頂上にかけて
 地層が露出しているため、地層の観察をしながら登るのも面白いかも
 と思いました。地層は麓から頂上にかけて3つの層に分かれています。
 今回は、麓から標高120m付近まで露出する姫浦(ひめのうら)層群について
 紹介します。
  ○標高約120mまで
  標高の低い場所に露出する地層は、灰色の細かく砕ける頁(けつ)岩または泥岩から
 なる「姫浦層群」(ひめのうら)です。登山道では、深くえぐれた道を作ります。ま
 た、岩石が細かく砕けて、ザラザラした小石の散らばる地面になります。
  この地層は約8500万年前(中生代白亜紀後期)の深い海の底で堆積してできたもの
 です。とても運が良ければ、アンモナイトなどの化石が見つかるかもしれません。

   姫浦層群の地層と登山道(縮小950×720)(縮小380×288)
      地層の堆積した様子が線になって見えています
登山道の姫浦層群(縮小450×394)
  登山道には地層の傾きが分かる場所もあります
 7月の終わりにキリシタン館にリュウゼツランが咲いたとの情報が新聞
に掲載されました。50〜100年に一度しか咲かない珍しい花とのこと。
 早速、出かけて撮影してきました。下から上へ花が咲いていくようで、
すでに最下位の花の塊(房?)は枯れていましたが、全体的に花が多く見
頃だったのではないでしょうか。
 いくつか画像をお楽しみください。
   ※花の様子1を除く画像は、佐藤静香さんの撮影によるものです。
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